真夜中遊園地

シャングリラのブログです

【INC Feb ~ JCS予選】GS構築振り返り

 


1.はじめに


こんにちは、シャングリラです。今回はJCS本戦が終わり一区切り付いたという事で2022年の剣盾GSの予選で用いた構築について振り返っていきたいと思います。構築記事では無いのでいつもよりサラッとした紹介にとどめる予定ですし文章も常体で行きます

2.INC Feburary

 

メインロム:ソルカイオ


作成経緯


一番最初の予選であり世界はザシオーガで溢れると予想された為、ザシオーガに強く構築を組めればなんとかなるだろうと思い両方に強そうなADソルガレオを軸に構築を組み始めた。もう1体の禁止伝説にはダイマ無しでも十分に安定した火力を出せてこれまたザシカイオと互角に戦えるHBチョッキカイオーガを選んだ。残りは他は壁を展開して味方の耐久を補強or猫で相手のロンゲの壁展開を阻害できる猫持ち壁ロンゲ、黒バド前でも安定してトリルが貼れて非トリル下でも影打ちが打てるミミッキュイベルタルや黒バド相手に繰り出せて後発のザシアンも牽制できるガオガエン、積み技が無く他の5体では突破が難しいポリ2・サマヨ・ディアルガに打点の持てる悪ウーラオスとなっている。構築が全体的に中速に固まっているのでミミッキュを軸にスイッチトリルとしての運用も可能となっており、コンセプトが分かりやすく使う人が多そうな追い風軸にも対応できる点もgood。


個体解説


ソルガレオ
229(132)-188(108)-130(20)-×-140(244)-118(4)
めっちゃDに厚いソルガレオ。特殊耐久はオーガの雨ダイスト大体2耐え、物理耐久はウーラの暗黒強打耐え、AはメテオラでH振りザシアン2確。帯じゃ全然火力足りず耐久降ってるのに珠持っている。歪ではあるが正直めっちゃ強かったし環境にぶっ刺さってたと思う。と言うか世界がオーガザシアンに気を取られグラリザが少ないこのタイミングがソルガレオが一番輝けたんじゃないかなぁ

カイオーガ
207(252)-96(0)-137(212)-188(4)-161(4)-115(36)
めっちゃ固い。壁か威嚇があればザシアンのじゃれつく2耐えできるしそもそも素の状態でゴリラの種グラスラを耐える。ダイマ無しでも相手のダイマックスポケモンと余裕で打ち合えるバケモン。特に火力不足も気にならなかったしやっぱ数値がおかしいと感じた

ミミッキュ
161(244)-138(220)-100-×-144(44)-116
数多のトリトドンを吹っ飛ばしたウドハンミミッキュ。ワイドフォースをトリガーにタラプを食い潮吹きも耐えるようになるためイエッサン+カイオーガ相手にもトリルを貼れる、絶対考慮されない。最初はレジエレキのエレキネット+襷黒バドレックスのアストラルビットも耐えられると思ってた。

オーロンゲ
202(252)-140-99(108)-×-125(148)-80
ただでさえソルガレオの火力カツカツなのに相手に壁貼られたらどうしようもなくなるから相手には壁を貼らせないようにと猫騙し採用。壁のお陰でソルカイオの硬さが際立つ

ガオガエン
202(252)-142(52)-134(92)-90-124(108)-73
使い慣れたB軸ガエン。でもイベル相手に頑張ってもらう

悪ウーラオス
ASぶっぱ
最後に入ってきた。無難に強かった(気がする)

 

結果

32-10の最高1816



反省点
 

10敗の内訳は
ダイマオーガ相手の2戦、ジガルデを突破できなかったのが1戦、壁貫通の急所が致命傷となった2戦、チョッキイベルタル+ソルガレオを崩せなかった1戦、ダイマイベルタルに蹂躙された1戦、残りの3戦は選出や技選択が原因での負け.。 急所負けはしょうがないとして正しい選択をしていればもっと勝てたかなって感じ。構築的には割とよかったんじゃないかなぁ





サブロム:グラダイナ

 

作成経緯

2月の最初の週くらいに卒論発表だったので時間が無かった為、シーズンが始まる前に組んだ大量の構築をランクマで回し生き残ったものをサブロムのINCに持ち込んだ。確か最初はムゲンダイナの微妙に足りない火力を初代御三家組のキョダイ技のスリップダメで補えば強そうってダイナグラで組み始めたけど、最終的にフシギバナリザードンも構築から抜けていった。ムゲンダイナ見ると絶対ザシアン出てくるのでそれに電磁波入れれば後はグラードンで縛って何とかしたいってコンセプトだったかもしれない。

個体解説

ムゲンダイナ
215-×-115-216(252)-116(4)-182(252)
ザシアン環境で狂気の拘りダイナ。扱いはめっちゃピーキーだけど眼鏡じゃないと火力を信用できなかった

グラードン
207(252)-198(76)-161(4)-×-126(128)-116(44)
Dに厚めの剣舞グラ。別に普通

ブラッキー
202(252)-×-161(244)-80-167(12)-72
両バドレックス対策枠。こいつのお陰で黒バドの勝率が良かった

1回だけダイマした


ゴリランダー
多分HA軸でちょいDに回したの。

オーロンゲ
リリバ込みで巨獣斬耐えるやつ。

ファイアロー
CSぶっぱ。フレドラ入れてさっさと退場してもらってよかったかも

 

結果

反省点

 

18のは乗っけられたけどそこから4連敗して心が折れて終わり。電磁波じゃ追い付かない追い風軸のザシアン+何かがキツかった気がする。正直なんで18まで行けたか分かんないくらいには雑に組んでたから妥当ではある








3.INC March

メインロム:グラゼルネ

作成経緯・個体解説

リバティに記事書いてあるんでそっち参照。

liberty-note.com



カミツルギ
ABSに端数降ってほぼHDぶっぱ
役割対象相手に打ち合う事考えるとD振りだけじゃ全く信用できなかったでのHDにした。S操作が無い構築のせいで上から殴り続けられ耐久値が足りなくなることが頻発したのでこの構築におけるザシオーガランド対策としては不適切だったと感じる。

サザンドラ
臆病CS
・炎耐性があり獄炎が打たれない
・こいつ見てガエンの威嚇入れに来たりロンゲでリフ貼る人は居ない
・悪タイプなので悪戯心の妨害を受けない
・リザ視点普通に突っ張れそう
・相手目線、構築的にソルガレオ対策枠に見える(と思う)から意表が突ける
等の理由により採用された。もろはの頭突きの威力が150もあるのでA無降り下降補正でも珠を持てばリザードンが吹っ飛ばせる。基本通ったけどザシアンに引かれたら終わる。

 



結果

 

7戦残して1844まで上がるもそこから勝ちきれず。ディアルガ+操作手段を持つサポータの並びと追い風+ザシアン+カイオーガランドロスの並びか特にキツかった記憶

反省点






サブロム:イベルグ

作成経緯

 

まず襷ウルガモスがイエオーガのような指+特殊ダイマに対し虫の抵抗と怒りの粉よりメタと成り得ながらザシアンの動きも制限できそう というところからスタート。

ガモスの横に並べるダイマエースとしてはシンプルにパワーが高くロンゲを始めとする悪戯心勢の妨害を受けないことから火力を押し付けやすいイベルタルを選択(オーガはトドンと先月結果を残して増加しそうな晴れ絡みを掻い潜る方法が思い浮かばなかったため選択せず)

また、別のムゲンダイナ構築を握ってた時にジェットを載せたビルドグラードンがザシアンに滅法強かったことを思い出しザシアンに弱めなイベルの相方として採用

あとは上3体だと晴れリザがキツそうだったのでダイアークと相性が良くリザをネットで抑えつけられるエレキ、エレキだけではオーガ耐性が薄いと思ったのでチョッキゴリラ、最後に白バド軸を始めとするトリル対策として機能してほしいのでスピスワドータクンを入れて完成。

個体解説

イベルタル
209(60)-×-117(12)-192(188)-119(4)-150(144)
火力高い方が楽しいしSは1加速で黒バド抜けたらいいかと思い控え目で採用したところ悉くランドロスに上を取られ凄まじくストレスだった。タクンにスピスワされたイベルタルの対トリル性能がめっちゃ高かったのは発見

ウルガモス
臆病CS
強かった。イベルタルカイオーガ、Wキュレム、サンダー(同速)等に虫の抵抗を打ち込みイベルタルに行動保障を付与し、ウルガモス自身は次ターン以降守ることで後発のザシアンに備えて体力を残す動きがシンプルながら横のイベルタルのダイジェットとマッチしており強力だった。グラードンの晴れと併せれば熱風も削り打点としては十分すぎる火力となるのも良き。

グラードン
193(140)-209(156)-162(12)-×-112(12)-134(188)
珍しめの速いビルドグラ。全然断崖外しで負けなかった、偉い。

レジエレキ
157(12)-×-91(164)-155(164)-71(4)-241(164)
相手のトルネオーガきつくない?ってスカーフになった。

ゴリランダー
多分HA
オーガ対策。

ドータクン
多分HB
トリル対策。全然鉄壁ボディプレしなかったからパワー系アイテムも持たしてバレルより先に神秘の守り押せるようにしたりウェポンをアイへにしてミミッキュ触れるようにした方が良さそう。

結果

高レート1793の合計32-11。(画像がスマホに残って無かった)

反省点

 

イベルタルを準速で使ったところ最速オーガやランドロスの上を取られて辛かった印象が強い。あとチョッキイベルタルを崩せず3敗した。その3敗を別にしても、押しミスで負けた試合が1つ、最速珠オーガにイベルタルが上から撃ち抜かれた負けが1つあったのでもうちょい上行けたんじゃないかなぁ感がありますね って当時の自分が言ってるからそんなに悪くはなかったんじゃない?この時も構築選びに迷走して結構ギリギリに組んだ気がするし





 

4.INC April


メインロム:グラゼルネ

作成経緯・個体解説

リバティに(以下略)

結果

40戦目に到達した1819が最高。ここから負けて時間が無いってあきらめた。

反省点

オーガザシアンに負け越してるのダメじゃない?。あと16前後でうろうろしてるけど何があったんだ






サブロム:ザシカイオ

作成経緯・個体解説

アプデの記事参照。これ↓

app-date.net

結果

36戦終えての1869が最高。ここから1-1で最終レートは1863

反省点

金曜と土曜に全然試合を消化しなかった結果、日曜深夜にずっと潜ることになりプレイングが荒れたところ。そもそもあと7戦の残して1863ってまだ何回かボーダーチャレできるラインなのに月曜の朝九時になってタイムアップだったし。

日曜の夜に行ったSCANDALのライブはめっちゃ良かったです。

 

最終日の朝の流れは深夜2時くらいの時点でプレイングが荒れに荒れた為、一旦3時間ほど仮眠を取り5時くらいから潜り直し。そこから19-2で上の1869まで駆け上がる。
その1869から潜りSuicaさんのRinya-Sunに敗れこの時点で8:50分くらい。次のマッチング次第でまだワンチャンと思っていたがここで160下を引く(上の画像参照。この時点で時間的に諦めモードに入っていたがその試合を2ターンで決め(イエッサンカイオーガをダイワームトリルで嵌めた)ワンチャンが残る。その後8:58くらいから潜ったが対戦相手さんが見つからず最終1863で終了。

 


深夜に潜りプレイングが荒れた状態でなお32-6だったから5月の予選もこの構築で行こうと思っていた所、なんやかんやあり繰り上げで予選突破。







 

5. JCS予選



メインロム&サブロム:ザシカイオ

 

作成経緯・個体解説

略。

結果・反省点

メイン、サブの最高がそれぞれ下の画像。抜けが決まってたと言うか金曜20時に繰り上がりメール来て一気に気が抜けてた。それでも折角だし潜ったけどどっちもそれなりのところには行けたからよかったんじゃない?前回の反省全く生かさず今回も対戦数消化しきれてないけど




 

 

6.ポサダブルオフ

5/28にあったオフ会。会場大会みたいな感じだし対面だし参加者のレベルも高いしってことでPJCS前哨戦のノリで本命構築(グラゼルネ)持っていった。実際2月に予選抜けてたくろくまさんと戦えたしハイレベルだったし参加して良かった。楽しかったし。この時はまだズガドーンじゃなくてボルトロス

結果・反省点

1戦目 Aiさん(黒バドザシアン)→ 〇
2戦目 ヌケさん(ディアルガザシアン)→ 〇
3戦目 メシアさん(ディアルガザシアン)→ ×
4戦目 くろくまさん(黒バドイベルタル)→ 〇
5戦目 デンソンさん(イベルタルザシアン)→ ×

3-2で1勝足りず予選落ち。でも2敗とも自分のダメージ感覚不足に起因するプレミがあったから別にグラゼルネって構築自体は大丈夫そうだなぁって手応えを感じた。

 

7.PJCS本番

本番1週間前になってもボルトロスの枠が永遠に決まらない為、人に聞くしかない思いジョンさんに相談する。相談した内容としては
・仮想敵はRinya-Sun
・リザさえ倒せばビルドグラで全員詰められる
・でもグラで相手のリザを相手するとHPが足りなくなる
カメックスはトドンが来るだけで黙るからダメ
・極端に言えばバンギラスみたいにあまりに露骨なポケモンだとリザが逃げちゃうので、リザ視点勝てそうな見た目しているのが望ましい
っという感じでお願いした。その結果ズガドーンアローラペルシアン、スターミー、ペンドラーエレザード等を提案される。自分が以前考察していた面子も含みそれぞれのスペックを比較すると

サザンドラ(さっきも書いた)
長所
・炎耐性により獄炎を打たれない
・諸刃の頭突きベースの珠ロックで倒せる
・ガエンの威嚇とかロンゲのリフレクターで妨害されにくい
短所
・リザより遅い
・ザシアンの巨獣斬でワンパンされる。じゃれは言わずもがな
エルフーンが居るとヤバい

ボルトロス
長所
・珠ダイサンダーでリザを倒せる
グラードンにジェットを乗せれば最悪リザが逃げてもエッジワンチャンが残せる
ダイマさせた時、無難に普通に強い
短所
・ボルト前にしてリザが突っ張ってきてくれない
・ロンゲのリフレクター、鉄球トリックが辛い

リザードン
長所
・サンパワーダイロックでリザを倒せる
・巨大獄炎が強い
・一番無難かつPTパワーが高くなる
・1回ジェット積めばザシアンも上から焼ける
短所
リザードンなので相手のリザードンと同速
・試合展開に択が絡み過ぎて安定しない

ズガドーン
長所
・ロックブラストベースのA降り珠ロックで威嚇を受けてもリザを倒せる
・Aに降ってもビーストブーストでCを上げられる
・BBしたらリザより火力が出せるので全抜き性能が高い
ズガドーンのダイロック知ってる人が居なさそう
短所
・ザシアンの+1巨獣斬でワンパン
ダイマしてもグラの断崖で確定1発

アローラペルシアン
長所
・パワージェム媒体の珠ロックでリザを倒せる
・特殊なので威嚇に屈しない
・悪タイプなので悪戯心の妨害にも屈しない
・ファーコートによりちょっとBに回せば+1巨獣斬も耐えられる
・タイプ一致珠イカサマが普通に強い
・ゼルネアスを猫騙しと捨て台詞でサポートできるの強そう
・アロぺルがダイマするなんて思われないでしょ
短所
・条件を綺麗に満たしすぎてハリーセンとかオドシシ臭がぬぐえない点

スターミー
長所
・パワージェム媒体(略)
・水タイプなので巨獣斬に耐性がある
グラードンとガエンにも打点が持てる
短所
・リザが突っ込んできてくれるかが分かんない

エレザード
長所
・サンパワー10万ボルトでリザを倒せる
短所
・耐久が無い。マジでない

ペンドラー
長所
・岩雪崩ベースのダイロックが打てる
・リザに逃げられても加速やダイスチル、アースを積んでバトンタッチで繋げる
短所
・威嚇を受けるとリザを倒せなくなる

以上。一番初見殺し感が強く且つ条件を満たすのはアローラペルシアンだがJCSの会場でアロペルをダイマさせる勇気が出せなかった為ズガドーンを選択した。

 

結果

1戦目 そめいやさん(白バドオーガ) 〇
2戦目 ショウダイさん(ザシオーガ) ×
3戦目 QSさん(ジガルデゼルネ) 〇
4戦目 カ・エールさん(白バドグラードン) ×
5戦目 わとりさん(イベルザシアン) 〇
6戦目 なまこ(ルナグラ) 〇

4-2の39位でWCSの権利獲得。

 

8.最後に

 

かなりザッと振り返ってみました。2か月後のWCSに向けて頑張りたいと思います(一緒に考察してくださる方を常に募集しています)
ここまでお読みいただきありがとうございました。



※記事内の対戦記録に登場した方で情報を消してほしいという方がいらっしゃったらご連絡ください。対応します